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A−VXのジョブ制御言語(JCL)

3 パラメータ

プログラム中で入力すべきデータをJS中にパラメータとして書き込んでおくことによって、プログラムにデータを引き渡すことができます。データの区切りはアンダーバー「_」です。

書式
[ラベル]/RUN run名;
入力データ1_入力データ2_・・・・
/> ;


・ユーザ作成のアプリケーションの場合

例えば、ファイルにアクセスしてプリンタに結果を出力するプログラム「PRG01」があるとします。
このプログラムは、そのファイルの「ディスク装置の名前」「ファイル名」、結果を出力する「プリンタ装置の名前」の3つのデータをこの順番で入力するように作られているとします。
このプログラムを実行するためのJSを作ります。アクセスするファイルは「MSD002」の「FILEA」で、結果を出力するプリンタは「PRN101」であるとします。この場合は以下のように記述します。

/RUN PRG01;
MSD002_FILEA_PRN101_
/> ;


・ユーティリティの場合

ユーティリティのパラメータの場合は、値の前にパラメータラベルを付け加えます。
下のJSは#ABCというユーティリティを使ったJSです。
値の前に「MN1=」や「PA01=」というようにパラメータラベルを付けます。

// フロッピーディスクを初期化します;
/PAUSE フロッピーディスクを装置に入れて再開コマンドを実行してください;
/RUN #ABC,DEV=MSD;
MN1=09_MN2=03_PA1=&0FDU000_VNM=TESTFD_O01=YES_CFM=NO_FIL=NONE_SSZ=0256_ 
CMP=NO_
MN1=99_
/> ;