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フロッピーディスクを初期化するJS

ここからは例としてJSを1つ作ってみます。
「フロッピーディスクを初期化するJS」を作ってみます。
フロッピーディスクを初期化するためのユーティリティ#VOLPRで作ってみます。

JSの構造を簡単に説明すると、

  1. どのアプリケーション(あるいはユーティリティ)を実行するかを最初に指定
  2. 次にそのアプリケーション(あるいはユーティリティ)が必要とするパラメータの値を順番に指定
  3. このアプリケーションの処理が終わりだという印をつける

が基本です。この1から3の組をジョブステップと言います。

前置きはここまでにして、実際にいよいよJSを作ってみます。

最初にどのアプリケーションを実行するかを書きます。

「/RUN」と書いて、半角スペースの次に実行するアプリケーションを書きます。
今回はフロッピーディスクを初期化するためのユーティリティ#VOLPRを実行しますから、以下のように書きます。

作りかけのJS(FDFMT) 1

/RUN #VOLPR;



次は#VOLPRの実行のために必要なパラメータを入力します。
ここでは具体的に何を書けばいいのでしょうか?

#VOLPRを普通に実行してみると、以下のような画面になります。


#VOLPRは最初にどのアクションを行うかを選択する画面になります。フロッピーディスクの初期化を行うには、「1.PREPARE」を選択します。
で、JSには以下のように書き込みます。

作りかけのJS(FDFMT) 2

/RUN #VOLPR;
ACT=PREPARE_



対話式でキーボードから入力した値をそのまま順番に入力していけばよいのです。この時ユーティリティの場合は「ACT=」のようにパラメータラベルを付けます。そしてキーボードで「ENTERキー」を入力したところにアンダーバー「_」を書きます。


後はパラメータを書き込んでいきます。
下のJSが全部のパラメータを書き込んだものです。

作りかけのJS(FDFMT) 3

/RUN #VOLPR;
ACT=PREPARE_NOV=01_VOL=ABCDEF_DEV=FDU000_NAM=_
SSZ=256_FIL=NON_CMP=NO_PRD=NO_
ACT=END_


ここに#VOLPRを使って対話式にフロッピーディスクの初期化を行う方法が書いてあります。
上のJSと見比べてみると分かりますが、キーボードから入力するパラメータの値をそのまま順番に書き込んでいっただけということが分かります。

パラメータが分からないときは実際にそのユーティリティを実行して1パラメータ毎に確認しながらJSを作ってみると簡単にできます。


最後にジョブステップの終了のマークを書き込みます。これはよく忘れるので注意してください。

一応完成のJS(FDFMT)

/RUN #VOLPR;
ACT=PREPARE_NOV=01_VOL=ABCDEF_DEV=FDU000_NAM=_
SSZ=256_FIL=NON_CMP=NO_PRD=NO_
ACT=END_
/> ;


上のJSで一応完成ですが、もう一工夫してみましょう。
JSを実行すると、JSの説明文が出るようにします。

完成したJS(FDFMT)

******* FD FORMAT **********
// フロッピーディスクを初期化します。;
// フロッピーディスクを装置に入れてください。;
/PAUSE 準備ができたら「CTRL」と「F5」を押してください。;             
/RUN #VOLPR;
ACT=PREPARE_NOV=01_VOL=ABCDEF_DEV=FDU000_NAM=_
SSZ=256_FIL=NON_CMP=NO_PRD=NO_
ACT=END_
/> ;


1行目はコメント文で、画面には表示されません。
2行目から4行目が説明文で、画面に表示されます。
4行目のPAUSE文で、一時停止になり、「再開キー」の入力で#VOLPRが実行されるようになります。


完成したら、このJSに名前をつけて磁気ディスク上のライブラリに書き出します。
試しに実行してみてください。フロッピーディスクが初期化されるはずです。
もしエラーが出たらどこか間違っている可能性があります。JSをよく見直してみてください。


フロッピーディスクを初期化するためのユーティリティは、#ABCと#VOLPRの2種類あります。実は#ABCの方が簡単に作ることができるのですが、今回はあえて#VOLPRで作ってみます。
複数のアプリケーション(あるはユーティリティ)を連続実行する場合は、このジョブステップをいくつも書けばよい。
#TEDITの場合、まずPF9(F9)キーを押してコマンド行に移動、NコマンドでJSに名前をつけて(N FDFMT)、磁気ディスク上のライブラリファイルに書き込み(WN MSDxxx yyyy(ライブラリ名))ます。
RUNコマンド行で「FDFMT,DEV=MSDxxx,FIL=yyyy;」というように入力して「ENTERキー」を押します。
ちなみに「xxx」は書き込んだ磁気ディスクの番号、「yyyy」は書き込んだライブラリファイルの名前です。