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フロッピーディスクにファイルを登録(作成)してみよう

先ほど初期化したフロッピーディスクにファイルを作成してみましょう。

Windowsとは違って、A−VXは、ファイルにデータを書き込む前に、ファイルを作成するという作業が必要になります。
ファイルを使用する前に、そのファイルが何セクタの大きさで、どのような属性を持っているのかということを予め登録する必要があるのです。

簡易操作ユーティリティを使用して、フロッピーディスク上に順編成ファイルとライブラリファイルを登録してみます。

簡易操作ユーティリティを使用しますので、起動してください。RUNコマンド行で「#ABC;」と入力して「ENTERキー」を押します。
下に操作方法を説明しますので、全く同じ操作を行ってください。

順編成ファイルの登録

以下の順編成ファイルをフロッピーディスク上に作ってみます。フロッピーディスクは装置名「FDU000」に入っているものとします。

ファイル名DATA01
装置名FDU000
レコード長256バイト
ブロック化係数1
ファイルサイズ100セクタ


簡易操作ユーティリティ(#ABC)の最初のメニュー画面です。



「1.ファイル情報の保守」を選択します。「1」と入力して、「ENTERキー」を押します。


すると「ファイル情報の保守」メニュー画面になります。
「1.ファイルの保守」を選択します。「1」と入力して、「ENTERキー」を押します。


すると「ファイルの保守」メニュー画面になります。
「1.ファイルの定義」を選択します。「1」と入力して、「ENTERキー」を押します。


すると「ファイルの定義」メニュー画面になります。
「1.順編成」を選択します。「1」と入力して、「ENTERキー」を押します。


装置名に「FDU000」、ファイル名に「DATA01」と指定します。


オプションを入力します。 レコード長に「256」、領域サイズに「100」を指定し、後は特に入力しないので「NO」を選択します。


ここまで入力すると、このタイミングでフロッピーディスク上に順編成ファイルが作成されます。
作成が完了すると、簡易操作ユーティリティの最初のメニュー画面に戻ります。

ライブラリの登録

続いて以下のロードモジュールライブラリをフロッピーディスク上に作ってみます。

ファイル名LML
装置名FDU000
ファイルサイズ1000セクタ


まず、順編成ファイルの登録時と同じように入力していき、「ファイルの定義」メニュー画面まで行きます。
ここで「10.ロードモジュールライブラリ」を選択します。「10」と入力して、「ENTERキー」を押します。


装置名に「FDU000」、ファイル名に「LML」、領域サイズに「1000」を入力します。後は特に指定する必要はないので「NO」を選択します。


ここまで入力すると、このタイミングでフロッピーディスク上にライブラリファイルが作成されます。
作成が完了すると、簡易操作ユーティリティの最初のメニュー画面に戻ります。



念のため、フロッピーディスク上にファイルが作成されたか確認してみましょう。
フロッピーディスクのボリューム使用情報を見ます。MSD000のボリューム使用情報を見た時と操作はほとんど同じです。

「4.表示」を選択します。


「7.ボリューム使用情報」を選択します。


「FDU000」を選択します。


オプションは「NO」を選択します。


正しくファイルが作られていれば、下の画面のようになります。


ここまで終了したら、最初のメニュー画面で「99」を入力して、簡易操作ユーティリティを終了しましょう。