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NEACシステム100、NECシステム100系


情報が少ないため、間違っているところもあると思います。
同一モデル名でも、徐々に強化される場合があり、例えば初期出荷時と出荷半年後では搭載サイズに違いなどがあることが多々あります。スペックは基本的に初期出荷時のものです。

NEACシステム100

シリーズ名称:オフィスコンピュータ
記念すべき、最初のオフコン。真っ赤な筐体が特徴。

製品発表は1973年8月。
処理業務に応じて、最小構成の紙テープベースのビリングシステム(記憶容量8KByte)から最大構成のディスクベースのマルチワークシステム(記憶容量24KByte)までの9種類の基本システムがある。
基本システムに回線制御装置を付加し、データ通信可能。
買い取り価格は370〜3,000万円。5年リースの場合は9〜100万円/月。

S100
プロセッサ IC
メモリ容量 8K〜32K
出荷日 1973年10月





NEACシステム100G,100H

シリーズ名称:オフィスコンピュータ
システム100の後継モデル。システム100Gの上位モデルとして、システム100Hを用意し、ラインナップ化を行った。

製品発表は1975年8月。
このころは、CPUやメモリはMSI/SSIで構成されています。
S100Gはバドミントン・プリンター(印字速度40字/秒)搭載。

S100G S100H
プロセッサ IC IC
メモリ容量 16〜32K 16〜48KB
出荷日 1975年8月 1975年8月





NEACシステム100E,100F,100J

シリーズ名称:オフィスコンピュータ
全LSI化したオフコン。CPUは16ビットプロセッサ(μCOM-16)。
NECのコンピュータ部門が慢性的な赤字続きで、NEC上層部がコンピュータ分野から撤退も視野に入れ始める中、唯一黒字を叩き出し、NECコンピュータ部門を救った救世主的シリーズ。

製品発表はE,Fが1976年4月、Jが1976年8月。
マイクロプログラムは基本部分が4KバイトのROMに入っているが、入出力制御用のマイクロプログラムなどは主記憶の一部に格納する。システム100Jは磁気ディスクベースのオペレーティングシステムOS-4の下で動作し、マルチワーク処理(複数端末による同時並行処理)、オンライン処理を同時に実行できるのが特徴。
フロッピーディスクが標準で243KBで1台または486KBが2台(最大4台)接続。2.45MBまたは4.9MBのカートリッジ・ディスク装置が最大4台接続可能。
基本ソフトはOS-1、OS-2またはOS-4。

S100E S100F S100J
プロセッサ μCOM-16 μCOM-16 μCOM-16
メモリ容量 24KB〜32KB 24KB〜48KB 32KB〜64KB
出荷日 1976年4月 1976年4月 1976年10月





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