パーソナルインテリジェントコピープリンタ

PICP


パトロールシーク

磁気ディスク装置のヘッドを定期的に動かして磁気ディスクの信頼性向上を図るための機能。ディスクとヘッドは、常に微小な間隔を保って動いているが、この微小な隙間にゴミが入ったりすると、ディスク表面に微細な傷が付いたりディスク表面に回復不能のダメージを与えることがある。そこでヘッドを特定シリンダ上にとどめずに、ディスク全領域に適当なピッチで定期的に移動させることにより、ゴミが蓄積してダメージを与える前にディスク表面に付着したゴミを叩き出したり、ヘッドに付着したゴミを弾き飛ばしたりして、磁気ディスクを壊れにくくする。A-VX10SX R1.1ぐらいからの機能。A-VXIII/A-VXIVはA-VX機能拡張ラック/ユニット配下のディスクのみ可能。(基本筐体側の磁気ディスクはHWで実現している(と思う)ので必要ない(かもしれない)。)


パラメータセット(PS)

パラメータメンバと同じ意味。


パラメータメンバ(PM)

ジョブの中で使用するユーティリティプログラムなどの一連の入力パラメータを、あらかじめ登録しておくもの。繰り返し使用するユーティリティの入力パラメータは固定していることが多く、毎回同じパラメータを入力することは効率が悪い。パラメータメンバに名前(PM名またはPS名)を付けてパラメータライブラリに登録しておき、パラメータメンバを実行することで、毎回同じパラメータを入力する必要がなくなります。
パラメータメンバは#TEDITなどのテキストエディタを使用して作成することもできますが、ユーティリティ中にパラメータメンバを作成するためのコマンドがあれば、それを使用して簡単に作成することもできます。
実はSMARTのプログラムやメニュープログラムも実体はパラメータメンバです。SMARTやメニューのプログラムの作成や修正は必ず専用のソフト(SMARTやメニューユーティリティなど)を使うことになっており、テキストエディタを使ってプログラムを直接書き換えてはならないことになっています。テキストエディタを使って書き換えると、プログラムが壊れてしまうことがあります。(注意:実際壊れてしまいます。)


パラメータライブラリ(PML)

パラメータメンバを登録するためのライブラリ(ファイル)。








ヒストリリスト

実行履歴。あるプログラムを実行した結果が一覧表示されているもの。印字したり画面上に表示されたりする。


ビジースプール

プリンタが使用中だった場合に、プリントデータを一時保存しておくためにシステムが勝手に作るスプールファイル。プリンタが空いた時にどうなるか(空いたら印刷するか、空いても印刷しないかetc.)は、システムの設定次第によって変わります。
参考:ダイレクトスプール
参考説明書:システム管理説明書 − ジョブ管理
      データ管理説明書 − プリンタファイル


日付指定スケジュール

自動運転機能の機能の1つで、起動日付/時刻を指定してジョブを定義し、自動起動できます。
参考:ウィークリィスケジュール
参考説明書:システム管理説明書 − 自動運転機能


標準入力装置

ジョブプログラムおよびユーティリティが、データおよびパラメータを入力するための装置。ジョブを実行した時は、一般的にシステム入力装置と同じになることが多い。
参考説明書:システム管理説明書 − ジョブ管理


表面分析型

フロッピーディスクを初期化するときの方法。ラベル作成型と比べて遅い。








ファイル空き領域管理ファイル

フリースペースディレクトリファイル


ファイル管理ファイル

ファイルディレクトリファイル


ファイルディレクトリファイル

ファイルの管理情報を格納しているシステム用のファイル。ボリューム毎に1個存在します。ファイル名はSYS@FDF。
参考:フリースペースディレクトリファイル
参考説明書:データ管理説明書 − ボリューム形式とラベル


ファイルラベル

ファイルの名前やレコード長などのようなファイルの情報を管理している領域。
参考:サブヘッダラベル
参考説明書:データ管理説明書 − ボリューム形式とラベル


ファイル領域管理ファイル

ファイルディレクトリファイル


ファイル連携

A-VXのファイルとWindowsのファイルを連携する為の機能
参考説明書:ファイル連携機能説明書


ファックス連携

Fax連携


フィールドグレードアップ

NECシステム7200などは、フィールドグレードアップ機構を使って、1つあるいはそれ以上の上位モデルにすることができた。全てをグレードアップする他に、EPUのみをグレードアップするEPUフィールドグレードアップ機構などもある。


フォームUPS


参考:データUPS
参考説明書:書式オーバレイ生成説明書


フォームオブジェクト(FO)

フォームソースを書式オーバレイ生成ユーティリティを使って、実行可能な形式に変換したもの。
参考説明書:書式オーバレイ生成説明書


フォームオブジェクトライブラリ(FOL)

書式オーバレイを実現するために、書式定義言語で書かれたフォームオブジェクトを格納しておくためのファイル。
参考説明書:書式オーバレイ生成説明書


フォームソース

書式オーバレイの書式定義したもの。


複数エクステント

マルチエクステント


複数索引順編成

A-VX/ITOSで使用可能なファイルの種類の1つ。システムもユーザプログラムも使用可能です。1つのデータ部と複数個の索引部を持つファイル形式。MIX。
参考:順編成相対編成索引順編成待機区分編成待機結合編成
参考説明書:データ管理説明書 − 複数索引順編成ファイル


複数分離型CU

コンパイルユニットの構造の1つ。COBOL85や#SFGEN、COBOLのパラメータでUSG=MULと指定した場合に作られる。複数分離型CUを1つ、あるいは複数個リンクすると、複数分離型LMができる。
参考説明書:互換操作法ガイドブック<パラメータ編> − リンカ


複数分離型LM

ロードモジュールの構造の1つ。最大6MBのロードモジュールを作成することができる。2つ以上のセグメントからなり、各セグメントは完全にデータ部と手続き部に別れている。例えばCOBOL85で普通に作成するとこの形式のロードモジュールが作成される。Windowsで言うとexe型の実行形式ファイルに相当する。
参考:混合型LM分離型LM
参考説明書:互換操作法ガイドブック<パラメータ編> − リンカ
      システム管理説明書 − 実行管理


プライベートスプールファイル

システムスプールファイルと違って自動的にアロケートされないので、あらかじめスプールファイルをアロケートしておく必要がある。印刷したり削除したりといった管理も利用者が行う必要がある。
参考説明書:システム管理説明書 − ジョブ管理


プライベートロードモジュールライブラリ

SRV上のSYS@LML(システムロードモジュールライブラリ)を除くすべてのロードモジュールライブラリ


プライマリ表

A-VX RDBでは、表を結合する時に、結合される方と結合する方という区別があります。プライマリ表は結合される方、すなわち一番根元の基本表となります。
参考:セカンダリ表
参考説明書:リレーショナル型データベース説明書 − 設計編


フリースペースディレクトリファイル

ボリュームの空き領域やテンポラリ領域の管理をするシステム用のファイル。ボリューム毎に1個存在する。ファイル名はSYS@FSDF。
参考:ファイルディレクトリファイル
参考説明書:データ管理説明書 − ボリューム形式とラベル


プリンタ共用機能

複数のプログラムから1台のプリンタを使用する機能


プリンタ共用バッファ

プリンタ共用機能を利用する時に使われるメモリ領域。
参考説明書:データ管理説明書 − プリンタファイル


プリンタファイル

A-VXでは、プリンタ装置を論理的な1つのファイルのように扱います。


プリンタビジースプール

普段は、スプールファイルを使用せずに直接プリンタに印字し、プリンタが紙切れや故障などで使用できない場合にプリンタの代用としてスプールを使用する処理方式。
参考:直接スプール


プリントイメージファイル(PIF)

システムスプールに入っている印刷イメージを一時保存することができるファイル。
参考説明書:互換操作法ガイドブック<パラメータ編> − スプール


プルーフリスト

実行結果を確認するためのリスト。通常、何レコード処理したとか、結果した結果が正常だったか、エラーだったらどこが問題だったかなどを印刷するなどしたもの。SMART2EXの場合、問い合わせ、ファイル変更、データ入力機能実行時、入力した内容、表示した内容を確認するためのリストを指す。


プログラム実行領域(PEA)

プログラムを実行する時に必要な実メモリの量。実際のプログラムのサイズとは違い、プログラムを実行する時に必要となるサイズである。A-VX/ITOSは仮想メモリ方式なので、実メモリ以上のサイズのプログラムを実行できる。プログラムの全サイズのうち、どのくらいを実メモリ上に置くのかを指定することができる。このサイズを小さくすれば、少ない実メモリでプログラムを実行できるが、頻繁にプログラムのスワップが発生するので遅くなる。逆にこのサイズをプログラムのサイズと同じにすれば、スワップが発生しないので処理スピードが速くなるが、たくさんの実メモリが必要になる。混合型LM分離型LMは、常にプログラムサイズ=プログラム実行領域サイズで、変更することはできない。複数分離型LMは、全セグメント中の中から最も大きい3つのセグメントサイズの和が最小のプログラム実行領域サイズとなる。初期値はリンク時に決められ、今は全セグメントサイズの合計値となっている。しかしA-VXIII/A-VXIVではプログラムの実行するサイズはWindowsに任されており、A-VXシステム側で制御していないため、このサイズは(一部のユーティリティを除いて)意味をもたない。A-VXIII/A-VXIVでは従来互換のために残されている。RUNコマンドのSIZで指定可能。
参考説明書:システム管理説明書


プログラム選択名




プログラム放棄コマンド

システムコマンドの1つ。現在ワークステーションに接続中(画面が見えている)のプログラムの実行を強制終了させる。ジョブストリームの場合は、次のジョブステップが実行される。プログラムをいきなり終了させるとデータが不正になったりする場合があるので、あまり実行しない方が良い。
参考:業務放棄コマンド
参考説明書:システム管理説明書 − 運用管理


分離型LM

ロードモジュールの構造の1つ。2つのセグメントからなり、データ部および手続き部がおのおののセグメントに別れている。おそらく混合型LMをサイズを2倍に拡張した形式だと思われる。
参考:混合型LM複数分離型LM
参考説明書:互換操作法ガイドブック<パラメータ編> − リンカ
      システム管理説明書 − 実行管理














保守用A-VX

保守時に使用するITOS/A-VXのモード。CD-ROMから起動するA-VX。
参考:通常運用モードシングルタスクモード保守用モード


保守用モード

保守時に使用するITOS/A-VXのモード。
参考:通常運用モードシングルタスクモード保守用A-VX


ボリューム

ディスクやフロッピーディスク、磁気テープ装置といった補助記憶装置の単位。装置から取り外した時に1個、2個と数えられるもの=ボリューム、となる。例えば、1枚のフロッピーディスクで1ボリューム、1巻の磁気テープで1ボリューム、1個の磁気ディスクで1ボリューム。もう少しわかりやすく比較で表すならばWindowsで「ドライブ(C:、D:・・・)−ファイル」という構成に対して、A-VXでは「ボリューム(MSD000、MSD001・・・)−ファイル」という対応になる。A-VX3、A-VX4、A-VX01では、1個のハードディスク中に複数のボリュームを作成可能となっている。ボリュームには名前が付けられる。
参考説明書:データ管理説明書 − 基礎知識


ボリュームカタログ機能

ディスクボリュームを一元的に管理する機能。ディレクトリと呼ばれる、システム上に登録されている全ファイルを管理するファイル(SYS@CAT)がある。
参考説明書:データ管理説明書 − ボリュームカタログ


ボリュームカタログファイル

ボリュームカタログを管理するファイル。システムに1個あり、名前はSYS@CAT。
参考説明書:データ管理説明書 − ボリュームカタログ


ボリュームラベル

ボリュームの情報が入っている領域。
参考説明書:データ管理説明書 − ボリューム形式とラベル


補助ファイル

SMART2EXでは、メインファイルのデータの処理に伴って参照したり更新したりするデータファイルを指す。索引順編成ファイル、相対編成ファイル。メインファイルと補助ファイルのレコードは、共通項目により対応付けられる。
参考説明書:SMARTUEX操作法ガイドブック