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1.OCFで使われるコードと機能

(1)オペレータ

ユーザ毎、あるいはユーザのグループ毎に、オペレータコードを割り当てます。オペレータコードは、英数字3桁です。
OCFを導入すると、操作開始時や拡張システムコマンドを実行する場合や(ステーションの状態によりますが)操作終了や業務放棄などのシステムコマンドを実行する場合などにオペレータコードを入力することになります。
以下は操作開始時のオペレータコードの入力画面です。



Windowsのユーザ名のようなものです。

(2)パスワード

8桁以内の英数字です。操作開始時に入力することになります。もちろんパスワード入力時は、入力した文字は見えないようになっています。


A−VXのパスワードの管理ですが、各オペレータが自分自身のパスワードを管理するという方式にはあまり合いません。パスワードの変更は、管理者が変更することを想定しているためです。(というより、ひんぱんにパスワードを変更するという運用自体に無理がありますが。)

(3)ステーション初期プログラム

A−VXは操作開始を行った後に、起動するジョブを指定することができます。これを初期プログラムと呼びます。OCFを使用した場合、オペレータ毎に初期プログラムを変えることができます。

例えばAさんの初期プログラムは「Aメニュー」の画面が表示されるプログラム、Bさんの初期プログラムは「Bメニュー」の画面が表示されるプログラム、といったことができます。

この機能をうまく使えば、ユーザ毎に起動できるプログラムを制限することができます。

OCFのオペレータは、もともとユーザ毎というよりも、ユーザのグループ毎に割り当てるもののように思われます。
Windowsのような意識でオペレータを個人ごとに割り当てた場合、新規オペレータの初期プログラムを設定するためにシステム生成を行わなければならないなど、運用上ちょっと厳しい点があります。個人ごとに割り当てるなら、新規にオペレータが増えてもシステム生成が不要なように工夫することが必要です。また(中小企業向けの)オフコンという性格上か、オペレータの最大数は999個までです。たいていの場合、999人分あれば十分ですが。
操作員識別名とも言う。マニュアルごとに違う。名称を統一してください!
4桁以上はできないし、1桁や2桁にもできません。残念ながら、必ず英数字3桁です。
オペレータ自身がパスワードを変更することもできますが、そうするとパスワードを管理しているファイルを誰でもアクセスできるように機密保護のレベルを下げなければならず、そうすると誰でも他人のパスワードを調べることができるようになってしまいます。