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アボートダンプをファイルに取る。

ダメプログラムのアボートダンプを取る

前章でダメプログラムを実行して、エラーにしました。
「E C1302: (LINE=00032)添字/指標の限界を超えています」というエラーが出ました



リセットキーを押すと、異常終了となり、以下の画面になります。ここでアボートダンプを取ることができます。


今回の例では、あらかじめフロッピーディスク(FDU000)上に「ABORTDMP」という名前のアボートダンプファイルを作成していました。このファイルに取ってみましょう。


ODEにファイルのある装置名、OFIにアボートダンプファイル名を入れます。
今回の例ではODEに「FDU000」、OFIに「ABORTDMP」と入力します。


するとアボートダンプのファイルへの書き込みが開始されます。フロッピーディスクだとちょっと時間がかかるので、しばらく待ちましょう。アボートダンプの書き込みが終了すると、プログラムはそのまま終了します。

既にアボートダンプが入っているファイルだった場合は、以下のように上書きしても良いかどうか質問してきます。上書きしても良いのならば「Y」、上書きしないのならば「N」を入力します。
作ったばかりの新品のファイルならば質問はしてきません。


こんなメッセージが出ることがあります。YESかNOかお好みで選びます。


ちなみに「E C1302」の部分の意味は説明書に書いてあります。読むと
「E」=[RESET]キーを押して処理を進めると異常終了となる。
「空白」=自システムより表示されたメッセージである。
「C」=(プログラム大区分)COBOLが出した。
「13」=(プログラム小区分)言語処理プログラムが出した。
「02」=COBOLの言語処理プログラムのメッセージ番号2