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Express5800/700シリーズ系


Express5800/700シリーズは、RISC系CPUを採用したモデルです。WindowsとA−VXが動きます。


Express5800/700シリーズ

NECがオープンとオフコンの融合を図るべく開発した野心的モデル。
CPUには当時最高速の(インテル社製CPUより断然速い)RISCプロセッサを採用。WindowsとA−VXが同時に動く。当然Windowsのソフトも動く。おまけにハードウェア、ソフトウェア共に従来モデルと完全互換で、今まで使っていたプリンタや端末装置、ソフトウェアもそのまま動作。
このように完璧に見えたこのシリーズも、マイクロソフトの策略にはまり、比較的短命に終わらざるを得ませんでした。とても良いモデルなのに本当に残念。

ちなみに1995年春時点では、インテル社製CPUよりも高速なRISC CPUでさえ下位モデルしかフォローできず、上位モデルはNEC製CPUを使用していたことから、いかにNEC製CPUが高性能だったかがうかがえます。



Express5800/700シリーズ(1995年春モデル)

システム総称:NEC Expressサーバ
システム名称:Express5800シリーズ
モデル名称:Express5800/700シリーズ
コメント:従来モデル(S7200)の下〜中位機をフォローする。

730 740 750 760 770
N型番 N8600-01 N8600-02 N8600-03 N8600-04 N8600-05
プロセッサ R4400MC(150MHz) R4400MC(150MHz) R4400MC(150MHz) R4400MC(200MHz) R4400MC(200MHz) × 2
メモリ容量 32MB〜128MB 32MB〜416MB 48MB〜512MB 64MB〜512MB 64MB〜512MB
固定ディスク 730MB〜11.04GB 1.05GB〜44.1GB 2.1GB〜56.7GB 4.2GB〜172.2GB 4.2GB〜172.2GB
アレイ オプション オプション 標準 標準 標準
3.5''FD装置(3mode) 標準 標準 標準 標準 標準
CD-ROM装置 標準 標準 標準 標準 標準
MiniQIC装置 (オプション) 標準 標準 標準 標準
最大通信回線数 6 10 48 72 80
APCU/UPS (オプション) 標準 標準 標準 標準
出荷日 1995年8月 1995年8月 1995年8月 1995年8月 1995年8月





Express5800/700シリーズ(1996年春モデル)

システム総称:NEC Expressサーバ
システム名称:Express5800シリーズ
モデル名称:Express5800/700シリーズ
コメント:

730 740 750 760 770 780 790
N型番 N8600-11 N8600-12 N8600-13 N8600-14 N8600-15 N8600-16 N8600-17
プロセッサ R4400MC(150MHz) R4400MC(150MHz) R4400MC(150MHz) R4400MC(200MHz) R4400MC(200MHz) × 2 R10000MC(200MHz) × 2 R10000MC(200MHz) × 4
メモリ容量 48MB〜128MB 64MB〜416MB 80MB〜512MB 128MB〜512MB 128MB〜512MB 160MB〜1024MB 192MB〜1024MB
固定ディスク 1.05GB〜11.55GB 2.1GB〜46.2GB 4.2GB〜58.8GB 6.3GB〜174.3GB 8.4GB〜176.4GB 10.5GB〜207.5GB 12.6GB〜239.0GB
アレイ オプション オプション 標準 標準 標準 標準 標準
3.5''FD装置(3mode) 標準 標準 標準 標準 標準 標準 標準
CD-ROM装置 標準 標準 標準 標準 標準 標準 標準
MiniQIC装置 (オプション) 標準 標準 標準 標準 標準 標準
最大通信回線数 6 10 48 72 80 96 128
APCU/UPS (オプション) 標準 標準 標準 標準 標準 標準
出荷日 1996年7月 1996年7月 1996年7月 1996年7月 1996年7月 1996年9月 1996年9月






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