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表定義保守(5)・基本表の表定義を削除

基本表の表定義をデータディクショナリ上から削除します。SQL文でいうところのdrop tableに相当するものです。
なお、削除しようとしている基本表の表定義を利用して仮想表が定義されている場合、その表定義は削除できませんので注意してください。

基本表の表定義をデータディクショナリ上から削除すると、その後にデータの入っているファイルも削除するかどうか聞かれます。
データファイルだけ残してどうする?という話もありますが、A−VX RDBのデータファイルは複数索引順編成ファイルとしてもアクセスできることを忘れてはいけません。基本表の定義でもう一度表定義をして(あるいはユーザDDFにバックアップしている表定義を戻して)、データファイルをその表に紐付ければ、また基本表として使えるようになります。

表定義保守(1)・基本表を定義する」で登録した基本表の表定義を削除してみます。


「表定義」を選びます。選ぶ方法は幾つかあり、矢印キーでカーソルを「2 表定義」の位置に移動して[ENTER]キーを押す、[2]キーを押す、[PF2]キーを押す、などの方法で選びます。


この画面では、どのデータディクショナリに表定義情報を登録するかを選びます。
データベースに表を登録するならば、システムのデータディクショナリ、即ちMSD000のSYS@DDFを指定します。


今回はシステムのデータディクショナリに登録することにします。
データディクショナリの入っている装置名とデータディクショナリのファイル名を入れると、「指定確認」と入力した値が良いかどうか再確認してきますので、問題無ければ「1.OK」を選びます。


画面上に新しいメニューが出てきます。
「3.削除」を選びます。


一覧が表示されるので削除したい表定義の名前を選びます。
。ウインドウにはいっぺんに10個しか表名が出ないので、それよりもたくさんの表が登録されているときは上下矢印キーや[SCROLL UP]「SCROLL DOWN]キーを使って目的の表名を探します。


「領域を削除しますか」と聞いてきます。これは基本表の表定義とは別に、データの入っているファイルも削除しますか、と聞いています。
例えば、データは残して表定義だけ一旦削除して、後日また表定義を登録する、とか、データの入っているファイルだけ先に消しちゃった(もう無いので、削除しようがない)、などのときには「削除しない」を選びます。
今回の例では、表定義と共にデータの入ったファイルも削除してしまいましょう。「削除する」を選びます。


「削除する」を選んだときは、削除するデータの入っているファイルを選びます。
「削除しない」を選んだときは、ここは入力する必要はありません。(入力できないようになっています。)

普通は表定義を登録した時にデータを入れるファイルの情報も入れているので、その登録済みの情報がそのまま表示されています。「装置名」と「物理ファイル名」は表示された内容は変更しないでいいので、そのまま[ENTER]キーを押して先に進みます。


ここまで入力すると、最終確認となります。
入力した値に間違いがない時は「1.OK」を選びます。
OKを選ぶと容赦なく指定した基本表の表定義がデータディクショナリ上から削除されます。今回はデータファイルの削除指示をしているので、それも削除されます。


削除が終わると繰り返し別の表定義を削除するかどうかを聞かれます。これで表定義の削除が終わりならば「2.いいえ」を選びます。
「1.はい」を選ぶと、引き続き別の表定義を削除する為の画面になります。


下の画面は「繰り返し処理しますか」で「2.いいえ」を選択した場合の画面です。
これで終わる時は、画面上のメニューの一番右に「8.終了」があるので、それを選びます。