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ファイル未クローズ−バックアップファイルなし−ライブラリファイル(待機編成ファイル)

ライブラリファイルの復旧は結構面倒


LML、SUL、CUL、JSL、PML、FOL、MFDといったライブラリファイルが未クローズになってしまった場合の復旧方法です。

なお異常メンバは救うことができませんので、注意が必要です。

中間ファイルを作る

名前は何でもいいので、同じ属性で同じファイルサイズのライブラリをアロケートします。
復旧したいファイルがLMLならばLMLをアロケートします。
PMLSULなどの例も参考にしてください。

アロケートしたファイルを中間ファイルとして利用します。

中間ファイルへメンバのコピー

未クローズのライブラリファイルから中間ファイルへ、全メンバをコピーします。
MDEとMFIは、先ほど作った中間ファイルを指定します。IDEとIFIは未クローズのライブラリファイルを指定します。NAMパラメータは「!」と入力します。

未クローズファイルであることのエラーや異常メンバであることのエラーが表示されることがありますが、そこは無視して[RESET]キーを押して処理を続行させます。

念のためメンバの一覧表示でコピー元とコピー先のファイルの中身を見比べて、全部コピーされているか確認したほうがいいかもしれません。
もし未クローズファイル側のメンバ一覧を見て、メンバ名の前に”*”マークが付いていたら、そのメンバは異常メンバです。コピーできていないかもしれません。異常メンバは普通の方法では復旧不可能ですので、後でバックアップファイルから元に戻すしか方法はありません。
異常メンバはあきらめて、それ以外のファイルが全部コピーされていれば、OKです。

未クローズファイルの解除

ライブラリ保守ユーティリティ(#LBM)を使って、未クローズファイルをクリエートすることにより、未クローズ状態を解除します。
#LBMを起動し、MDE、MFIの各パラメータに未クローズファイルを指定します。ACTパラメータには「CREATE」と入力します。

間違っても中間ファイルを指定しないように!

メンバを元のファイルに戻す

未クローズ状態が解除されたので、中間ファイルから元のライブラリファイルに全メンバを戻します。
「メンバのコピー」でやった作業で、入力ファイルと出力ファイルの指定を逆にするだけです。

念のためメンバの一覧表示で、ちゃんと元のファイルにメンバが戻っているか確かめましょう。よく失敗するパターンとして、うっかり入力ファイルと出力ファイルを逆にして、全然コピーされていないことがあります。

中間ファイルをディアロケート

ちゃんと未クローズファイルは解除されて、メンバも元のファイルに戻っていますよね。
問題なければ、中間ファイルをディアロケート(削除)します。

異常メンバとなっていたメンバは、復旧されていませんので、もう一度作り直すか、バックアップファイルから戻すか、何らかの手当てをしてあげましょう。


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