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文字パターン保守ユーティリティ(#KPM):退避

外字ファイル退避

例として、SYS@GAI2ファイルを他のファイルに退避します。

退避先のファイルとして、あらかじめレコード長183バイトの順編成ファイルを用意しておきます。(レコード長は退避するファイルの種類によって異なるので注意。レコード長183バイトはSYS@GAI2の場合です。ファイルは#ABCなどのユーティリティで作成します。)
今回の例では、あらかじめSAVEPATという名前のファイルをMSD001に作成してあるとします。


RUNコマンド入力行で、「#KPM;」と入力して[ENTER]キーを押します。


「シングルタスクモードを確認せよ。」と表示されます。
(他の端末を含めて)他にジョブが実行されていないか確認します。
外字ファイルを編集したり、退避したり、復旧したりしている間に、他のジョブから外字ファイルをアクセスされたらいろいろと面倒なことになるので、#KPMを実行している間は他のジョブを動かさないようにします。


入力先ファイル(退避元の外字ファイル)のある装置名を指定します。

システムの外字ファイルは一般的にMSD000にあります。一般的には「MSD000」または「MSD」と入力します。


退避する外字ファイルを指定します。

今回の例ではSYS@GAI2を退避するので、MFIには「SYS@GAI2」(又は「1」を選択)と入力します。


どのような操作を行うかを指定します。

今回の例では退避なので、ACTに「SAVE」(又は「4」)と入力します。


退避先の装置を指定します。

ハードディスクに退避先ファイルを用意したならば「MSDxxx(xxxは000とか001とか002とか)」に、フロッピーディスクならば「FDUxxx(xxxは000とか001とか)」と入力します。
今回はMSD001に退避先ファイル(SAVEPAT)を用意したので、ODEには「MSD001」と入力しました。


OFIには退避先のファイル名を入力します。



ここまで入力すると退避処理が実行されます。


退避処理が終了すると、下の画面まで戻ります。終了するならば「END」(又は「0」を選択)と入力します。続いて操作するならば、該当する操作を選択します。


先にも説明しましたが、PC/WSエミュレータで実行していた場合は、終了する時に「ステーションコマンドエラー」というエラーメッセージが出ることがあります。